聖日礼拝では、あらき野キリストで長らく主任牧師を務めた鳥居光芳先生が、ヨハネの福音書14章:1~11節から「わたしが道である」と題して説教をなさいました。最後の晩餐の席で、イエスが「わたしが行くところに、あなたは今ついて来ることができません。しかし後にはついて来ます。」といわれたペテロは、不安になります。そこで、イエスは、弟子たちに「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」といって、さいごに「わたしが、どこに行くのか、その道をあなた方は知っています」と語りました。しかし、弟子のトマスは「主よ、どこへ行かれるのか、私たちにはわかりません。どうしたらその道を知ることができるでしょうか」と尋ねました。弟子ですら道を知らなかったのです。
イエスは「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」と核心を教えます。罪のないイエスは、十字架につけられ処刑されますが、これはイエスが身代わりに死んでくださるという神の一方的な愛だというのです。地を離れ天の父のもとにあるイエスは、私たちに場所を用意し、迎えに来てくださいます。
説教に続いて、月1回の聖餐式を行いました。イエスの血、ブドウ液とイエスの肉、パンを最後の晩餐を思い起こしながら、いただきました。
鳥飼行博