12月24日クリスマスイブの祝日礼拝は、あらき野キリスト教会で20年以上ご夫婦でご奉仕されている鳥居牧師の説教で、車椅子で参加された方もいらっしゃいました。
処女マリアに天使が訪れ精霊が彼女に宿ったことを伝えます。この受胎告知にマリアは戸惑いますが、主の御心であればと受け入れてます。マリアから孕ったことを知らされた夫ヨセフは、孕ったマリアが律法に則って処罰されないよう離縁しようとします。しかし、マリアの懐胎は神の祝福であることを信じて二人の関係をそのままとし、マリアの出産を待つこととしました。
同じ頃、老夫婦のエリザベツも孕っていて、生まれる子をヨハネと名づけるように天使から伝えられていました。この秘蹟の中、エリザベツ出産まで夫は口が聞けなくなってしまいました。生まれた子に名前がつけられようとする時に「この子の名はヨハネ」と口を開いたのです。
このように2組のカップルは、ありえないような特別な懐胎という事態に身を置くことになりましたが、ともに神の恩寵、御心を信じて出産を待ち望んでいたのです。
鳥居牧師の説教の後、クリスマスイブ祝会を開きました。まず事前に注文しておいたサンドイッチやメンバー手作りにお菓子とくだもののお昼ご飯をいただきました。それからみんなでクリスマス・ケーキ作りです。ケーキの生地は鳥居夫人手作りで、そこに生クリーム、大きなイチゴ、もみ飾りをつけました。
自分の作ったケーキは崩れてしまいましたが、とてもおいしかったです。ケーキとお茶をいただいてからハンドベル6個を使いながら、賛美をしました。事前準備の甲斐があって、何とかみんなで曲を奏でる賛美することができてうれしかったです。そのあと各自持ち寄ったプレゼントを讃美歌を歌いながら回して交換しました。ささやかな祝会でしたが、親交と信仰を感じることができました。
鳥飼行博